【連載~島の過去・現在・未来を紡ぐ】第0章「はじめに」

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島暮らしのおかもってぃ
地域おこし協力隊。東京生まれ東京育ちのシティボーイ。マニアック過ぎて役に立たない久米島情報を発信中!
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こんにちは!

島暮らしのおかもってぃです。

 

突然ですが、勝手に連載を始めます。

実は以前から温めていた企画で、全ての文章を書ききってからブログにあげようと思っていました。

でもやる気でなくて、まったく筆が進まなかったんですよ。

 

そんなわけで、まだ全然書き終わってないけど連載を始めます。

まだ書ききってないから不定期更新にはなると思いますが、気長に付き合っていただけたらなと思います。

 

人には人の、生きてきた物語があるように、

島には島の、紡いできた物語があります。

 

自分の将来を描くためには、自分が何をしてきたか、自分は何をする人なのか、自分のアイデンティティを明確にしなければなりません。

 

同じように、

島の未来を描くためには、島の歴史を振り返り、島の文脈、島の価値観、久米島性を明らかにする必要があります。

 

そんなわけで島の歴史を振り返りながら、久米島性を紐解き、そして未来へ。

久米島の過去・現在・未来のストーリーを紡いでいきたいと思います。

はじめに~僕が島に来た理由~

沖縄県久米島、那覇から飛行機で40分の小さな島に、僕が越してきたのは2015年の4月。

失礼な話ですが、引っ越してくるまでは『久米島』の名前さえも知りませんでした。

沖縄で離島といえば、宮古、八重山としか思っていませんでした。

 

久米島行の話を聞いたのは2015年の1月末。

「教育に興味のある理系人材を探している人がいる」と知人から聞き、その人の話を聞きに行きました。

 

「久米島とかどう?」

 

人のキャリアを左右する選択を迫るわりには、なんとも軽い誘い方だったのですが、わずか2か月後、大学院を中退し、僕は久米島の地に住んでいました。

 

実際に教育の仕事に興味があったからという理由もあります。

 

でも、振り返ってみれば、正直『逃げ』でしかありませんでした。

 

当時の自分は理系の大学院1年生。

人工光合成という分野の研究をしていましたが、自分がやっている研究に意義を見出せなくなって、2014年10月から大学院を休学中だったんです。

 

休学中も、自分に何が出来るのか、何がしたいのか、考え、動き続けていました。

でも、何も見つかりませんでした。

 

「やりたいことをやりなさい、ワクワクすることをやりなさい」という上辺だけの安っぽいイデオロギーに惑わされ、自分の人生の意義を必死に探そうとしていました。

表面上は気丈に取り繕っていましたが、何も持っていない、何も出来ない自分自身のちっぽけさに、内心は恐怖を感じていたように思います。

吹けば消えてしまうような、何物でもない自分を、何者かにしようと必死にもがいていました。

 

休学期間がもうすぐ終わるという2015年1月。

次の4月から大学院に戻るという選択肢は考えられなかったし、考えたくありませんでした。

もう自分の居場所はそこには作れないと感じていたから。

 

そこに降ってきたなんともありがたい久米島行の話。

 

“行く”以外の選択肢を僕は持っていませんでした。

 

久米島に行く、という話をしたら、いろんな人が

「大学院を辞めるなんてよく決断したね」と言ってくれます。

 

でも、全然違うんです。

僕は単純に逃げただけでした。

 

親に学費も出してもらって、ここまで育ててもらっておきながら逃げました。

僕は単なる親不孝者です。

 

しっかり勉強して、卒業していった僕の同期は本当にすごいと思います。

僕はそれに耐えることが出来なかっただけ。

 

全てが未熟で若かったと今なら思います。

思考も、人生の捉え方も。

 

「いやっ今だってまだ26歳だろ!笑」

そんなツッコミは聞こえてきますが、あの当時よりは地に足がついた、落ち着いた人間に、今はなれた気がしています。

 

それはこの島で、大切な時を過ごすことが出来たから。

 

 

 

自分の人生でこの島を経由したことは、もしかしたら回り道だった可能性もあります。

でも、自分にとっては必要で大切な期間でした。

 

今、その恩を返すために、こうして記事を書いています。

マークザッカーバーグ氏は、ハーバード大学の卒業講演で「ローカルな地域で居場所感を感じられることで、より大きな共同体の利益を考えられるようになる」と言いました。

 

僕も島に居場所をもらい、島に出来ることは何かを考えるようになりました。

 

でも正直、今の僕には何もありません。

スキルもない。

お金もない。

コネもない。

島に貢献できるものは何も持っていません。

 

それこそ、吹けば飛んでしまうような、取るに足らない存在で、自分がいなくなったとしても、1週間後にはいろんなことが元通りに動いていくんだと思います。

 

それでも、僕にできることがあるのだとすれば、それは書くことだと思ったんです。

 

『島の過去・現在・未来を紡ぐストーリー』作ることだと。

 

こっちに来てから、島の歴史を必死になって調べました。

高校時代、社会科目はただの睡眠時間だったのに。

昔だったら絶対読まないような本をたくさん読みました。

 

なんであんなに必死に読んでいたのかは自分でも分かりません。

 

単純に楽しかったというもあります。

でもたぶん、この役割を果たすためだったのかもしれない・・・そんな都合のよい拡大解釈をしてしまったがために、この連載が始まることになりました。

 

まだ島に越して来たばかりの若者が生意気なことを言っていると思われるかもしれません。

それは紛れもない事実ですが、温かく見守ってくれるとありがたいなと思います。

 

次回のテーマは『歴史を知る意義とは?』です。

よろしくお願いします^ ^

 

2 件のコメント

  • 今日おかあさんと墓参りに行って、このブログ教えてもらいました。基本、電車やバスに乗っている時しかスマホ見ないから継続して読めるかどうかわからないけれど、また読ませてもらいます。ちょうど連載?が始まるところで良かった⁉️

    • いずみちゃん、ありがとう!
      ちょうど連載を始めたところなので、今後にご期待を!!!

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