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こんにちは!
島暮らしのおかもってぃです。
今日は全国のシオマネキファンのために久米島でシオマネキが見れるスポットを紹介します。
我ながらなんてニッチな記事なんでしょうね( ̄ー ̄)
そもそもシオマネキファンがこの世に存在しているのどうかすら自信がありませんが・・・
ちなみに知らない方のために紹介しておくと

これです。
均整の取れた自然界において、何とも不自然なフォルムを有するこのカニです。
シオマネキスポット!白瀬川河口付近
そんなシオマネキをふんだんに楽しめるスポットがここ。

久米島白瀬川の河口付近です。
干潮時は水が引くので、橋の下に降りていくことが出来ます。
赤土がぐちゃぐちゃで足場は悪いのでそこは注意してくださいね。
夏頃、ここを訪れると信じられないくらいたくさんのカニがいます。

立派な右手。
ちなみにこの右手を何に使うかというと、主に求愛行動だと考えられています。
じっと観察していると、ひたすらこの右手を一定間隔で振り続けるんですね。
その様子は本当に”潮を招いている”ようでした。
本当はメスを招いているんですけど・・・
この名前にも本当に納得です。
また、小さな左手は何に使うかというと、ご飯を食べたり、巣穴を作ったり、大きい右手の掃除をしたりするために使います。
特にこいつら、右手へのこだわりがハンパなく暇さえあればずっと左手で掃除しています。
そんなに掃除しても変わらんだろうなと、個人的には思うんですがその健気さが可愛い・・・

とてもカラフルな個体。手前に見えるのがこいつの巣穴。
少しでも僕の動きが早いと一瞬で巣穴に戻ってしまうため、カメラに収めるには相当な忍耐力が必要。

捕まえてみた。
やはり異様に大きい。
絶対使いにくいだろうな。
さらにじっと 観察していると巣穴をめぐる戦いが勃発!!!
30分近く闘い続けていました。
最終的にハサミが少し小さい右利きのカニがサウスポーに押され敗退。
ちなみに、左手が大きいシオマネキもいるみたいです。
種類によって比率が変わるとかなんとかあるみたいですね。
最後に、楽しみたい方は辛抱強く待ちましょう
白瀬川河口付近に行けば、本当にたくさんのシオマネキを見ることが出来ます。
出来るんですけど、基本人影を見るとすさまじい勢いで逃げていきます。
そこからやつらが出てくるまで10分以上辛抱強く待つ必要があるんですね。
カメラで取りたくて接写しようとしても、少しでも動き方が早いと一瞬で巣穴に戻ってしまいます。
分速50cm位のスピードで動かないと行けないので、それ相応の筋力が必要です。
そこまでしてでもカニを見たいという情熱を有する方、ぜひトライしてみてください。
以上、マニアック過ぎて役に立たない久米島情報でした。
ではまた!
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