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こんにちは!
今週の金曜日と土曜日、久米島町で海洋エネルギーシンポジウムが行われています。
これは、海洋深層水及びその他の海洋資源の有効活用を目指し、最新技術や研究の動向を発表し合う会です。
外国からも多くの方がいらっしゃっていたので僕は、久米島の先端産業を学ぶとともに、語学の学習もかねて参加して参りました。
いや~海洋深層水アツイですね!!!
ポテンシャルが半端ないです。
またお時間があるときに、海洋深層水についてはご説明させていただきます。
今回はさらっとだけ!
①1000人規模の雇用創出
海洋深層水の現在の取水量は1万3000トンですが、これが10万トンになった場合、
経済効果は100億円、新たな雇用が1000人生み出されるそうです。
②水産業への利用可能性が半端ない
海洋深層水を使うことで様々なことが可能になると言われています。
日本一の生産高を誇るクルマエビとウミブドウの養殖は、
この海洋深層水を利用しています。
また現在、海洋深層水を用いた完全ウィルスフリーな牡蠣の養殖が行われており、今後への期待大です。
③石油エネルギーからの完全自立を目指して
海洋深層水を利用した温度差発電の研究が盛んにおこなわれています。
将来的に深層水の取水量が増えれば、久米島島内の全電力を賄えるほどの発電も可能になるかも。
原発不安の影響もあり、化石燃料に頼らざるを得ない今の現状を打破する一つのカギが
この海洋深層水を利用しした温度差発電にあるんです!

まとめ
この海洋深層水事業に関係している人はみな揃って
「日本一、世界一を目指す」と口にします。
これは虚言でも何でもなくて本当にその可能性を感じます。
これからの久米島の、もっと言えば世界の島嶼国の将来を担う、
『海洋深層水』にぜひご注目を!!!
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