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こんにちは!
島暮らしのおかもってぃです。
バリアリーフってご存知ですか?
有名どころだとオーストラリアのグレートバリアリーフですね。
バリアリーフというのはサンゴが発達して自然に出来た堤防のことです。
バリアリーフはとても珍しい地形で沖縄県内でも見られるところは多くないんですね。
宮古島の八重干瀬が有名ですが、島から10~20km離れているためボートでないといけません。
それに対して久米島にはなんと全長10kmにもおよぶバリアリーフが陸から近いところに形成されています。

出典:久米島ネイチャーガイドあおしょうびん
久米島のバリアリーフは1、2万年前の縄文時代に起きた急激な海水面の上昇によって形成されたと思われます。
詳しい成り立ち等は、久米島のネイチャーガイド、あおしょうびんさんのブログを見てみてください。
さて、実際に久米島の海を眺めてみましょう。
沖の方に白波が立っているラインが観測できると思います。
それが久米島のバリアリーフです。
主に南側の海岸で観測されます。
外海の波をこの自然堤防がシャットアウトしてくれるので内海はとても穏やかになります。
シンリ浜もアーラ浜もイーフビーチは、天候が悪い時でも波が低く穏やかですが、これはバリアリーフのおかげなのです。
また、このバリアリーフという地形のおかげで、他の島にはない、特殊な生態系が見られるそうです。
波が穏やかな内海のことをイノーと呼ぶのですが、そこには多種多様な生物が生息していて、深海にしか見られない生物がいたりすることもあるのだそう。
イノー散策をしたくなったら、久米島ホタル館のネイチャーガイドプログラム。
こちらのガイドさんは超がつくほどの生物好きで観察できる生物のほとんどの名前や習性を熟知していらっしゃいます。
かなりマニアックなツアーなのですが、個人的に超おすすめです。
このブログなんかよりもはるかに有益な情報が得られるので久米島に来た際はぜひ利用してみてください~。
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