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こんにちは!
島暮らしのおかもってぃです。
久米島には図書館がありません。
そのかわりに具志川改善センターの1室を図書室として開放しています。
厳密な違いはないらしいですが、図書館は設置基準を満たさなければ、図書館と名乗ることは出来ないらしいです。設置基準を満たしていても図書室と名乗るケースはあるらしく、規模感や資料の充実度などで主観的に決まってくるものなのかと思います。
暗い廊下を通り抜けた先に・・・
具志川改善センターの自動ドアをくぐり、

人気のない2階へ階段を昇っていく。

照明も点いていない暗い廊下を抜けると,

そこには『図書室』が・・・
いや、もうちょっと何とかしてよ!
秘境感が強すぎて雰囲気的に行き辛過ぎるわ!
と思わず突っ込みたくなるほど奥の方にひっそりたたずむ図書室。
蔵書数は1万ちょっとくらい。
利用者は1日平均15名程度らしい。
新図書を購入する予算はほとんどなく、ここ数年程新しい本は買えていないらしいです。
にもかかわらず割かし新しい本も存在しています。
島の本好きが作り上げる素敵な図書室
その秘密は島民の方からの寄贈。
昨年度は1000冊以上の寄贈があったそうです。

こちらは神田利子さんという絵本作家さんが寄贈してくださった絵本の数々。
クマの子ウーフなど個人的にも懐かしい作品が多数あります。

こーゆー本って誰が寄贈したんだろう?
この本を寄贈するのってどんな人なんだろうなと、想いを馳せながら見るのがこの図書館を楽しみ方です。
個人的にはこーゆースピリチュアル系の本は興味あります。

こ、これは・・・
こんなおもしろい発見があったりします、笑
自習スペースは10人分ほど、土日はお子さんずれでにぎわうこともあり、静かな図書室というよりはみなさんの交流の場という印象です。
このブログも現在図書室で書いておりますが、この間もひたすら子どもに小人の話をされています。
いっこうに文章が進みませんが、まぁこれもご愛敬ですね。

こちらは沖縄、久米島コーナー
僕おススメの久米島関連の本はたいていここにあります。
『島に図書館がない』そんな声はよく聞くのですが、ここの図書室もけっこう素敵な場所です。
面白い本との出会いが必ずあるはずですよ。
暗い廊下を潜り抜けて、勇気を出して訪れてみてください。
ちなみに、沖縄県立図書館と連携しているため、新しい本を取り寄せることも可能ですよ~
開館時間:9時~17時
定休日:月・火
住所:久米島町仲泊730
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