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「人間になりたい」
この島に来て、いろんなことにトライしたけど、自分の欲望、執着としっかり向き合ったときに、僕から出てきた願いはこれだけでした。
そして、皆さんの頭の中を完全に置いてきぼりにして解説をすると、人間になるために、僕が選択したことがこの『書く』という行為と『さらす』という行為で、自分の最も醜い部分、根源的な欲求を書いてさらしてみることだったんです。
そんなわけでこの連載を始めてみることにしました。
はじめに謝っておきます。
連載感を出しているタイトルですが、もしかしたら3部作くらいで終わるかもしれません。
はじめに謝っておきます。
「愉快なおかもってぃ」というイメージが壊れるかもしれません。一気通貫した固定的な人格などないというのが今の科学の考え方で、バカなことをしているのもこうやって真面目な記事を書いているのもまぎれもない自分なのですが、それでもそのままの愉快な「おかもってぃ像」をキープしたい方は(そんな人いるんか?www)は本記事を読むことはお勧めしません。
はじめに謝っておきます。
この話はプロローグに始まってプロローグに終わります。
プロローグに自分の執着、根源的な欲求を書きました。
プロローグ is everythingです。
究極の出オチです。
本連載は、自分の醜悪な部分をさらしてみているため、有料にしようと考えていました。ただ、プロローグがすべてなので、プロローグだけ有料で、残りの連載は普通に公開するという妙な形を取りたいと思います(ただ、この方針ももしかしたら変更するかもしれません)。
以下、プロローグを一部公開します。続きをご覧になりたい方は、有料ですが、以下のリンクより飛んでみてください。
お金を払うほどではない人はプロローグを読まなくていいと思います。vol.2以降は普通に公開していきます。そちらを読んでいただくだけでもうれしいです!
全く気持ちの良くないプロローグ
バイトをしていた学習塾で冬期講習を受け持っていた。
小学校5年生向けの講習。中学受験を意識してみな塾に通っているが、多くは親に『通わされている』子たちで、積極性も何もあったものじゃない。
みんないやいや勉強をやっていて見ているこっちが苦しくなる。
そんなに嫌だったらやらなくていいのに。。。
受験システムの弊害にやや嫌気を覚え、授業を終えた。
いつものように帰ろうとしていると、塾長に呼び出され
「こんな大変な時に出勤してくれてありがとう。」
そんなことを言われた。
自分としては、特にいつもと変わらない心持で授業をしていたので、その時に初めて気が付いたのだった。
「あっ、こういうときって人間はもっと落ち込むものなんだな。」ということに。
昔から、自分に対して何か違和感があったのは覚えている。
でも、そのことをはっきり認識したのは、このときが初めてだった。
その日以来、自分のことを『おぞましい人外の存在』と感じるようになった。
自分には人として何か重大なものが欠落している、そんなことを思うようになった。
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どうすればいい?