【久米島美女図鑑 vol.4】『子どもたちが誇れる島に』嘉手苅亜由子さん

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島暮らしのおかもってぃ
地域おこし協力隊。東京生まれ東京育ちのシティボーイ。マニアック過ぎて役に立たない久米島情報を発信中!
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論理的思考が重視されていた左脳型の男性社会から、創造的思考が重視される右脳型の女性社会へ!

安倍内閣が『すべての女性が輝く社会づくり』を目指しているように、これからは女性の時代がやってくると言われています。

沖縄久米島にも、バイタリティあふれるパワフルで素敵な女性がたくさん。

そんなわけで、ここKumejimaLifeでも久米島の魅力的な女性を勝手に紹介していきます!

その名も『久米島美女図鑑』

第4回目は仲里石油商会、嘉手苅亜由子さん。

外見だけでなく、内面からにじみ出てくる何かがすごい素敵な方です。

嘉手苅あゆこさんプロフィール

沖縄本島豊見城出身。仲里石油商会勤務。2年前にご主人といっしょに久米島に引っ越してくる。2児の母。官民共同の町づくりプロジェクト、『ドリー部チャレンジ』で活躍中

岡本
亜由子さんの出身は?

亜由子さん
豊見城、ずっとそっちに住んでました。大学は県外に行ってて。
大学卒業後に戻ってきて、本島で6、7年くらい仕事してました。

そこで今の旦那に知り合って、結婚。でもそのときは島に行く気はなくて・・・
でも、結婚して2年目のときに急に戻るという話が出て、

「聞いてないよ!」って。しかも3か月後・・・

岡本
早っ!笑

亜由子さん
早いですよね、笑
私も旦那も仕事してたし、もう分からなくて・・・いろんなことが・・・

でも、旦那とお父さん(仲里石油社長)が「もう少しちゃんと仕事をしてから帰ってくるか?」って聞いてくれて。
「久米島に一緒に来てもいい。けど、急なことだし、仕事を一生懸命やってるのも分かる。仕事が好きなのも分かるから、今あることを納得のいくまでやってから戻ってくるか」って言われて。
私だけ残るっていう選択をさせてくれて「すごいな」って思った。

でも私的には家族いっしょに住むのが一番だと思ってたので、3ヶ月で行くことにしたんですね。

岡本
偏見と言えば偏見ですけど、男性が行ったら女性が付いていくってイメージはありますよね。

亜由子さん
そうそう、そうなんですけど。
ちゃんとひとりの人として見ててくれてるんだって。
まあ、「ウソでしょ!?ウソでしょ!?」って戸惑いながら、笑

岡本
ゆうても3ヶ月前ですからね、笑

ひとりの『嘉手苅亜由子』として

岡本
前職は何をされてたんですか?

亜由子さん
沖縄の企業、『りゅうせき』で、人事とか、給油所の事務業務とかやってきた。
それなりに一生懸命やって来たつもりだったから、辞めるってなると少し寂しかったです。
久米島に来たら、こっちは昔ながらのやり方で仕事をやっていて、パソコンもネットもない環境だったんですよ。

岡本
なかったんですか???2年前に!?

亜由子さん
そう・・・びっくりしたんですけど、笑
でも反対にすごいなって。
自分の頭と電卓と経験と労力で賄ってたということですからね。

私は楽をしたくて、システムを入れたくて変えていったんですけど、
そのために一から自分でいろんなことをやっていって・・・

そのときに私思ったんですよ。

前の会社にいたときは『りゅうせきの嘉手苅亜由子』でやっていて、仕事があるから人とつながっていただけで。
でも『嘉手苅亜由子』だけになったときに、「あっ私何も出来ないんじゃないかな」って。

こっちに来て、いろんな仕事を始めるときに分からないことだらけなんですね。
前のやり方とは違うやり方なので一からのやり直し。必死に調べたり聞いたりを繰り返し・・・
もし前の会社にいたらきっと綺麗なマニュアルがあって、楽だったかもしれない。
でも、何がいいんだろうって探しながら、自分なりにちゃんと組み立てられて、すごい身になった。

「これだよな」って思ったんです。仕事をするって、勉強するって。
自分で調べてやることが、やっぱり大切なことだよなって。
久米島ではそれを知れた。

岡本
なかなかハードな1年を過ごされたんですね。

亜由子さん
そうですね、笑

岡本
自分の仕事でもそれは分かるな~と思いますね。
いろんな仕事を定型化することは出来て、それを下に落とすことは出来るんですが、そこに至るまでの思考の過程や要した時間などのプロセスがすごい重要な気がしていて、そこまで考えるとどうやったら下に伝わっていくかな~と。

島の価値と共に

亜由子さん
久米島では不思議と人に恵まれてて。
私がどこの誰だからって付き会っているわけではなくて、ただ気が合うから、話したり。
そのみんなが魅力的で、この人たちと会えてよかったなって思う人が久米島に多い
「島について一生懸命考えて良くしようとしている人って、なんて居心地がいいんだ!」って。

岡本
でも、それは亜由子さん自身がそうだからだと思いますよ。自分自身で島のことを考えて、少なくとも現状維持ではなく、より良い未来を描きたい方ですよね。

亜由子さん
それの方がいいですよね。
私の目標は『久米島に来て、教育を受けて、久米島出身って羨ましいなって言われる子に育てること』

岡本
いつから思ってるんですか?

亜由子さん
久米島って人口減少しているんだよって話を聞いてからかな。

「えっ!?そのままだったら私、子ども連れて出たいけど・・・・」って思っちゃんですけど。
でも今の久米島の取り組みを聞いたときに、なんて素晴らしいんだって。
地域の人達とみんなでやっていこうとしているのがすごいなって。

久米島に戻って来たときに、私の小さい頃の風景があるなって思ったんです。
私の家の目の前は畑だったんですけど、今はもうアパートが二つも立っている。
昔公民館では子どもたちが遊んでいて。私もその一人だった。
ずっとみんなと公園で走り回っていたので、こっち来たときに、あれ~なんか懐かしいなって、まだこんな風景が残ってるんだ!って。

本島に行ったときに息子が、公園で遊んでいるおじいちゃんと孫に「いっしょに野球してもいいですか?」って一人で聞いて。
みんなで遊ぶことが、ここにいると自然と出来上がっていくのかなと思ってびっくりしました。

「誰とやったの?」って聞いたら「知らないおじいと」って。
「お前が『知らない子』だよ!」って、笑

岡本
たしかに、笑
都心だと、知らない人には話しかけちゃいけません!っていうのが鉄則ですからね。

当たり前が当たり前じゃないと気付くとき

岡本
亜由子さんは久米島美女図鑑4人目なんですが、仕事が好きな人はやっぱり仕事の話を楽しそうに、情熱的に話すんですよね。
何か働く上で大切にしていることってありますか?

亜由子さん
お客様相手に仕事をしているので一番ぶれちゃいけないのは、誠心誠意やること。おかしいって思うことをお客様にしちゃだめ、これが一番いいなって思うことをしようって。それを忘れないでいようって。
あとは人事もやっているので、従業員が働きやすくて、ここだから大丈夫だって言えるものにしたいと思っています。

岡本
どういうことがあってそういう考えを持つにいたったのですか?

亜由子さん
前にいた会社で働いていたのが大きい。
前の会社ではやってもらっていたことを当たり前のように思っていた
でもそれって、従業員のこと、生活のことを考えた上で、私に卸してくれていたんですよ。

それをいざ自分がやるってなったときに、すごい大変というか、自分の無力さを思い知ったというか。
当たり前のことを当たり前に受け取れているっていうのは、誰かがちゃんと考えてやってくれてたんだなっていうのが、ここに来て、違う立場になったら見えたっていうか。

岡本
当たり前だと思っていたことが、当たり前じゃないって気付いたときに人間って変わりますよね。

亜由子さん
何かあったんですか!?笑
なんか今の重かったですね。
岡本語録作ろうかな、笑

でもお母さんってたぶんそうなんですよね。
自分がなったとき、当たり前に自分が進んできた道は、誰かが手伝ってくれてたということに気付くんでしょうね。
それが仕事でも私はそうだったというか。

島だからこそ支え合える

岡本
お母さんとしての亜由子さんはどんな感じですか?

亜由子さん
私は同居しているので、家族の支えがないとやっていけないですね。
那覇にいたときは、子どもに対して我慢させることが多かったけど、こっちにくると大人がそばにいてくれる。

あと私が子どもを怒ったとしても、逃げる場所がある。
私だけだったら、私にしがみついてごめんなさいっていうだけかもしれないけど、ふいって逃げておばあのところに走っていくっていう、笑
逃げ場所があるってとっても良いなって思って。

岡本
逃げ場所があるから安心できるっていうのはありますよね。

亜由子さん
久米島は『安心感』が作りやすいところですよね。
地域に取ってみても子どもたちにとっても。
周りで見ている大人たちが『地域の子』っていう風にちゃんと見ててくれるから。

島に来てすごく思ったのが、ご近所さんが近い!

私の実家の方でも昔は、お隣さんから「これ余ったから食べて」っていうのがあったんですけど、今まったくないし、隣のアパートなんてだれが住んでるかも分かんないし。
でもここって誰がおいてったか分からない野菜が置いてあって、それを喜んで食べるじゃないですか。
お正月でも、『家族の分だけじゃなくて、他の人の分まで』っていうのが自然に出来てて。そういうのがすごいなって。

最初は笠地蔵いるかと思いましたね。
「誰がこんなに野菜を!?」って、笑

子どもたちが誇れる島に、みんなで

岡本
亜由子さんが今やろうとしていることは?

亜由子さん
ドリー部がまずはちっちゃなスタート。
私の夢は『子どもたちが誇れる島』
※ドリー部:住民と行政が協力して、様々な分野で街づくりに取り組んでいく部活

岡本
誇れるって何ですか?

亜由子さん
久米島で生まれて、久米島で育って、自分良かったな~って思えること。
それに伴って、医療の面、学力とかも補っていかなくてはいけないと思うんですが。

ドリー部中心になって、たくさんの人たちと手をつないで、大きいものを創れればいいなって思ってて。

久米島は8,000人しかいない。
でも反対に少ない人数の方がみんなで1歩を踏みだしやすい。

子どもたちには選択をして欲しい
自分たちはここしかないからここに行く、これしかないからこれをやるではなくて、いろんな経験をさせてあげて、その中で自分で決めてほしい。

「久米島行ったら、あれがない、これがない」と言われると悔しいんですよね。
だったら経験を積める何かを大人たちが作ってあげて、そして自分で将来を決めてほしい。
いずれは「自分は久米島出身だったんだよ~」って言いながら戻ってきたりとか。
せっかくここで生まれて・・・こんないい島なので。

岡本
選択を与えることは重要ですね。

亜由子さん
それは本島ではきっと思わなかった。だってやりたいことはなんでもあるから。
子どもたちが自分で判断出来る環境を作ろうって思わなかったかも。

岡本
あゆこさんが「いい島だな」って思う、その良さってなんですかね。

亜由子さん
やっぱり本島だと、知り合い同士じゃないと話さない。
でも、ここに来ると知らない人でも普通に話したり、そういうことが日常で起こる。
人のつながりを切らない、つながりを持とうとする、いい意味のおせっかいの人が大人も子どもも多いなって思ったんですよ。
どこのだれかって分かるからこそ助けたいって気持ちになると思うし、みんなで守っているっていう気がする。
こどもたちも、地域の人が一緒に守ってる。
大人の誰かが困っても、誰かが出てきてくれる。

素敵な人がいっぱいいて、みんなで助け合っていける島だと私は思うんです。
本島では無かったことだから・・・

編集後記

移住してきてまだ2年ですが、誰よりも島のことを考え、行動している亜由子さん。

亜由子さんと話すと、そのエネルギーのきらびやかさ、気高さにいつも驚かされます。

誰かのことを想う、いつも前向きな姿勢から、そのエネルギーは来ているのかもしれません。

 

島だからこそあるもの

島だからこそできること

島の価値に気付いて、それを紡いでいける人なんだろうなと思います。

 

実はずっと憧れていた方だったので、インタビュー出来てとても嬉しかったです(*^^)v

亜由子さん、ありがとうございました!

 

それでは素敵なKumejimaLifeを♪

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