【久米島美女図鑑 vol.5】『身と心を癒す』植松真紀さん

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論理的思考が重視されていた左脳型の男性社会から、創造的思考が重視される右脳型の女性社会へ!

安倍内閣が『すべての女性が輝く社会づくり』を目指しているように、これからは女性の時代がやってくると言われています。

沖縄久米島にも、バイタリティあふれるパワフルで素敵な女性がたくさん。

そんなわけで、ここKumejimaLifeでも久米島の魅力的な女性を勝手に紹介していきます!

その名も『久米島美女図鑑』

第5回目は植松真紀さん。

僕のご近所さんです、笑

植松真紀さんプロフィール

福島県いわき市出身。2012年に『NPO法人球美の里』の保養に参加したことをきっかけに二人のお子さんと共に久米島に移住。現在はリラクゼーションサロンCOCOでセラピストとして勤務。

岡本
島に来てからは4年ですか?

真紀さん
うん、4年になるのか。もう勢いで来ちゃったから。
4年前の9月に球美の里の保養に来て、「この島がいい!住みたい!」って思って、12月には引っ越してきたから。

岡本
そんなに早かったんですか!?笑
それまでは?

真紀さん
実家に住んでて、久米島のことも全然知らなかった。
保養施設があるよって教えてもらって、遊びに行ってみたら、「ここに住む!」ってなった。

岡本
4ヶ月って相当な・・・笑

真紀さん
そうなんですけど、後悔したくなかった。
子どもの健康を細かく教えてくれたし、子育てにもちょうどいいなって思って。
自分一人でも、回りの人に支えてもらいながらやっていけそうだなって。

岡本
母は強いですね。
僕なんか1人身だから来れちゃいましたけど・・・
そういえば僕も話を聞いてから2ヶ月ですね。久米島に引っ越すまで。

真紀さん
ほら~早いじゃん!笑
でしょ?なんか引きつけられるでしょ?

岡本
はい。笑
確かに勢い大切ですね。

真紀さん
自然がいっぱいあるから、何とかなるって思ったのかな。
買い物したくなったら那覇行けばいいしね。「住めればいっか」って感じだった。
それからだんだん不便さが分かって来たけど、笑
「ネットで買わないといろんなものが揃わないんだ」とか、「意外とお金ないと生活できないんだ」って。
自給自足が出来たらよかったんだけど、出来ないからね。野菜育ててるわけじゃないから。

それ伝授して!笑

岡本
4年経ちましたけど、どうですか。

真紀さん
あっという間でした。
マッサージの仕事をしているから、今はもっとどんどんどんどん成長したいていう気持ちが強い。

岡本
もともとマッサージをやりたかったんですか?

真紀さん
マッサージが好きで、小さいころからお母さんとモミっこしたりしてて、
こっち来てから、マッサージの仕事もしたいなって思ってたら、今の職場で雇ってもらえて。

岡本
真紀さんは『気』出せるんですよね?

真紀さん
え、はい、出せます。レイキを、笑

レイキ
民間療法で手当療法、エネルギー療法の一種。身体に備わっている自然治癒力への信仰に基づくと言われている。(参照:Wikipedia)

岡本
訓練をしたんですか?

真紀さん
それは伝授してもらって、笑
レイキはファースト、セカンド、サード、それから人に伝授できるティーチャーまであって、そこまで一応取ったんですけど。

岡本
伝授できるんですか!?

真紀さん
出来るんですけどまだ誰にもやってなくて。
教えてもらったはいいけど、まだやってなくて・・・
自分の一番ダメなところがそれなんだけど、自信がないから。

岡本
やばい!伝授されたい!!!

真紀さん
使っていかないと忘れちゃうのに、自信ないからどんどん封じ込めてしまって、時が経っていって・・・

岡本
使うと何が出来るんですか?

真紀さん
相手の気が整ったりとか、相手を温めて癒すことが出来て。
「マッサージの仕事をしている人は、レイキ入れてた方がいいよ」って言われたから習い始めたんだけど。
触れたときに手が温かいと安心するので。

岡本
マッサージの仕事してて良かったときってどんなですか?

真紀さん
気持ち良いって言われたりすると嬉しい。生きがいになるのかな。
自分が人の役に立ててるんだっていう、こんなちっぽけな自分でも。

今は下積み、いろんな人から教えてもらって、毎日勉強勉強!みたいな。

心も身体も癒しつつ

岡本
今目指しているのはどんなことなんですか?

真紀さん
自分も子育てしてるから、子育てしてて、疲れてて、時間も無くて、あんまり余裕もないようなお母さんたちにマッサージしていきたいなっていう。

岡本
変な質問ですけど、究極のマッサージって何ですか?

真紀さん
えっ、笑
何だろう?笑

岡本
何をしたくてマッサージをしてるんだろう?っていう。

真紀さん
身体もほぐれるけど心を癒したいかな~って。
悩みとかも聞きながら、身体だけじゃなくて、心の底から解放してあげたい
トラウマから悩んでいる人がいたら、大丈夫だよっていう。
1人の人に対して深く、身体も癒しつつ、心の中も、ほぐしていけたらなっていう。

尊敬しているセラピストさんが、自分が悩んでいるときに
「身体はこういう風に言ってるから」って身体の声を聞いてくれた。
自分の知らなかったフタしてた気持ちをぱっと解放してくれるから、楽になるんですよね。
「ああ、自分ってホントしんどかったんだな」って、分かる。

子どものことを怒ったときって、自分のこともやっぱり責めるんですよね
「自分ってなんて駄目なんだ」って、ガツンと落ち込むときがある。

それを相談して身体の声を聴いてもらったときに、
「『そんなに自分のこと責めなくていいよ』って身体が言ってるよ」って言われて鎖が取れたっていうか。

「私は私でいいかも、こんな私だけどこれでいいんだ」って思えて。
そういうのを言ってもらえると、また自分に自信がつく。
いずれそういう人たちみたいになりたいですね!
そうですね!

岡本
身体の声を聞くっていうのはすごい重要だと思ってます。
ストレスで鬱になってしまう人っているじゃないですか。
あれは身体の声を無視しているからなんですよね。
我慢してたり抑圧してたりすることを、身体は実は知ってるんですよ。
だからそれを解放してあげるっていうのは必要なんじゃないかなと思いますね。
真紀さんがそれをやるんでしょうね。
なるほど!笑

真紀さん
やれたらいいけど・・・
いやっ、やります!笑
まだまだこれからなので。

たまに都会も恋しくなる(笑)

岡本
地元の生活はどうでした?

真紀さん
もうショッピングショッピングショッピング!みたいな、笑
暇あったらデパートに行って、何かを買うってわけじゃないけど・・・
それがストレス発散。
とにかく、華やかな世界に行ってたかった。

岡本
だいぶ今とギャップがありますよね、笑

真紀さん
そう、そんな自分が嫌だったのかもしれない。ホントは。

岡本
今もそういう衝動はあるんですか?

真紀さん
あります!笑
那覇には1年に1、2回しか行けないから、行ったら爆発してるね。
その衝動はあるけど、前みたいに、大きいデパートがないところじゃないと住めないっていう感じじゃなくて・・・

岡本
買い物もしたくなりますよね。

真紀さん
なる!
今年の初めに「那覇に引っ越そうか。ときどき、映画とか見たいしね」って冗談で言ったら子どもが、「たまに行くから楽しいんじゃん!」って、笑

岡本
いいこと言った!笑

真紀さん
そうだよね。ここが良いよね、住みやすいよねって。

岡本
映画か~全然見てないですね。

真紀さん
那覇とか行ってもみない?

岡本
僕は那覇に行ってもすぐ久米島に帰ってきますね。
買い物で悩んでる時間も嫌いなんですよ。
どれ買おうかな~っていう時間が。

真紀さん
え!?じゃあ買うもの決めたら。それしか買わない?

岡本
はい、なるべく一目散に。
さっと行って、さっと買いたい。

真紀さん
もったいなくない?

岡本
悩んでいる時間があったら、もっと他に有効に使いたいですね。
もともと物欲が無くて、笑
でも、特異体質だとは思いますよ。

真紀さん
ご飯食べるときとかも選ばないの?

岡本
なるべく即決しますね。
でも苦手なので注文を決める前に店員さんを呼ぶんですよ。
呼んだらわずかな時間に決めないと迷惑をかけるので・・・
おすすめはしないですが、笑

お母さんたちの力に

無邪気だ!笑

岡本
島で暮らしててよかったことあります?

真紀さん
子どもたちがその辺で遊んでても、回りの大人たちが、「悪いことをしてたらダメだよ~、何かあったら言ってね」って声をかけてくれたり。
周りの子どもたちの顔と名前も分かるから安心感がある。

岡本
やっぱ子どもは育てやすいですか?

真紀さん
育てやすい!
長男は4年生だから自転車でイーフの方まで行ってても安心。
どこで遊んでるかってだいたい分かるから。

岡本
真紀さんがこれから島でやっていきたいことってなんですか?

真紀さん
子育てしているお母さんの力になりたい。マッサージで心と身体を癒してあげたい。
ワークショップとかに参加して、もっともっと仲良くなっていきたいな。
先輩ママさんからいろいろ聞きたいな~と思います。

岡本
そういう活動を通して、どんな島になったらいいと思いますか。

真紀さん
子育てしやすい島。
移住してきた人も寂しくないような、もう一つの家族みたいな親戚みたいな島だったらいいな。
東京だと隣に住んでいる人の顔も名前も分からない。
何かあったら声をかけ合う、そんな関係があったらいいな。
浅すぎず、深すぎず・・・深くかかわって相手がストレスを感じたら申し訳ないので・・・ネガティブ、笑

岡本
「自己嫌悪がある人は魅力的である」っていう言葉が好きで、分かるな~と思うんです。
現実逃避して自分を卑下するだけなら意味はないけど、自分の苦労や苦難をひとつひとつ乗り越えようとしている人は魅力があるなって思いますね。
というわけでこれからもネガティブに生きましょう、笑
自分のネガティブさにポジティブに!

真紀さん
なるほど!笑

編集後記

「あわい」という言葉があります。

あわいとは「間」のこと。

何かと何かを繋ぐ、媒介をするもののことです。

 

人間の身体は、自己の内部と外の世界をつなげるあわいです。

だからこそ、自分の身体感覚は大切にしなければならないと思います。

身体という外の世界とつながる「媒介」を通じて身体感覚で思考する。(中略)それが現代から次の時代にかけて、生きるために必要な力になっていくと思うのです。
能楽者、安田登『あわいの力~「心の時代」の次を生きる』より

身体の声を聞くことを通じて自己の内部と外の世界を今一度繋ぎなおすこと、あわいとなること、セラピストさんに求められるのは、そんな力なんだと個人的には思います。

真紀さんの今後のご活躍を楽しみにしています^ ^

真紀さんにお会いしたい方は、バーデハウス内のマッサージ施設、AQUA BLUE SPAに行きましょう!揉まれましょう!笑

 

それでは素敵なKumejimaLifeを♪

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