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こんにちは!
島暮らしのおかもってぃです。
マザーテレサに次ぐ平和主義者として定評のある僕ですが、実はこの世で一番、嫌いな生物がいます。
それが
蚊
です。
耳音で鳴る高周波音・・・
やつらに何度安眠を妨げられたことか・・・
あんな奴ら、百害あって一利なし。
この世から一匹残らず駆逐されてしまえばいいのにと、本気で願っています。
ただ悲しきかな。
暑いからですかね?
久米島には蚊が多いような気がするんですよ。
家にいてもしょっちゅう出くわします。
なので、我が家の対蚊用防衛対策は万全。

蚊帳。

そして、ナイス蚊っち。
電流が流れるラケットを使って蚊を一網打尽にします。
この二つは、人生でトップスリーに入るくらい、いい買い物でした。
発明した人は、エジソンよりも偉い人だと思います。
蚊の羽音におびえずに眠れる日が来るなんて!!!
すばしっこい、忌むべきやつらをこんなに簡単に抹殺できるなんて!!!
言ってることは怖いですけど、ものすごい感動したんですね。
それにしても我が家はやたらと蚊が多いなと・・・
あるときは、ほんの数時間で15匹くらい撲滅しましたからね。
あまりにも多すぎて、蚊のちりめんじゃことか作れるんじゃないかと思いましたよ。
どっから入ってきてるんだろう?
そんなことをずっと疑問に思ってました。
今年引っ越してきた同じアパートに住む同僚に相談したところ、


実は、同じアパートだからきっと蚊に悩んでいるだろうと思い、ともに蚊と戦う同士として、誕生日プレゼントに『ナイス蚊っち』をプレゼントしたばかりだったんです。
これからともに戦っていこう。
敵は無限でどこからでも発生する。
それでもやつらに屈してはならない!
そんな無言の誓いの言葉を、プレゼントといっしょに渡したつもりでした。
でもどうやら本当に出ないみたいです。
これで完全に
無駄なプレゼントで無駄な誓いだった
ことが証明されたわけですが・・・
しかしなぜ出ないんだろうと。
いろいろと現場検証していくと、我が家の台所とお風呂場の窓が常時空いていることが明らかになりました。

そりゃそうか。
窓が開いていたら、蚊が入ってくるのだ。
なぜ、こんな当たり前のことに気付かなかったのかは自分でも分かりません。
なので試しに選択問題にして、分かるかどうかやってみましょう。
( )が開いていたら、蚊が入ってくる。
- 世界の車窓
- 社会の窓
- 窓
・・・
どう考えても③一択。
世界の車窓とか開いてみたいですけど・・・
「おお、じゃあ窓閉めればいいんじゃん!」って問題はあっさりと解決したかと思ったんです。
でも風通しの関係上、台所とお風呂の窓は開けておきたいんですよね。
蚊の対策に人生のプライオリティを置いている自分ですが、さすがに風が入らないときつい、暑い・・・
風を取るか、蚊を排除する方を取るか・・・
究極の2択・・・


網戸・・・
そんなことを考えたこともありませんでした。
えっ・・・ていうかうちの窓網戸ないんですけど・・・
1年以上住んでいますが、網戸なるものに出会ったことがないんですけど・・・

そう言い張る同僚。
同じアパート、同じ間取り。
なんと・・・いやっもしかして・・・
これは不動産会社の怠慢ではないでしょうか!!??
私の家だけ網戸がついてないなんて。

いや、そんなことは普通ないと思うよ!
だから不動産会社の怠慢なんだって!
・・・
いや、でもまさか、そんな・・・
だって1年以上も住んでるんですよ。
台所の窓は両サイド開けたことあるので、「片方の窓の後ろに1年以上隠れてました!テヘペロ」なんてことはあり得ないんです。
しかも、台風のあとに窓を洗うために外から水をかけたりもしましたからね。
こんなにやってまで、網戸があるっていう記憶が無いんだから、そりゃないでしょう。
確認すれば分かるって。

んっ?

んんんっ!?

んんんんんっ!!!!!

網戸・・・
どっからどう見ても網戸・・・
風呂場は・・・

んっ?

んんんっ!?

んんんんんっ!!!!!
やっぱり網戸。
100回撮っても網戸。
網戸が・・・
網戸があった!!!
「クララが立った!」ばりの驚き。
きっとハイジさんもびっくりしていると思います。
1年間気付かなかった衝撃の事実。
しかも驚くなかれ、僕は毎日、網戸を見ていました・・・・

家の中から見た様子。どう見ても網戸がある・・・
なんと、お風呂場窓は常時オープンだったのですが、台所の窓は常時網戸を閉めていたんです。
さらに、今、網戸があると認識したうえで記憶をたどると、たしかに台風の掃除のときに網戸を認識していたような気もします。
中から見たときは、網戸がないって思いこんでいたんですね。
というより、その環境が当たり前すぎて、“網戸がない”と認識することすらしていなかったみたいです。
空気があるっていうことを、わざわざ認識しないし言語化しないですよね。
それと同じレベルで、網戸がないって思っていたんです。
わざわざそのことについて考えたりなんてするわけがありません。
状況や環境が当たり前過ぎてしまうと、人間はそれを知覚しなくなってしまうみたいです。
外から見たときに、たしかに僕は網戸を見ているんです。
「外から見たら、網戸がある。中から見たら網戸がない」
このように考えれば、どんな人でも矛盾に気付けるはずなんですが、『中から見たら網戸がない』ということは当たり前すぎてもう知覚できなくなっています。
そのことについて思考されることはありません。
また、こんな状態の僕が言うのは何ですが、網戸があるのは当たり前ですからね。
外から見たときもその事実に驚くわけもありません。
『外から見たら網戸がある』ということも、当たり前なのであえて言語化はされませんでした。
結果、「外から見たら、網戸がある。中から見たら網戸がない」
という当たり前の矛盾が認識されることはなかったようです。
基本的に、人間は自分が見ようと思っているものしか見ていません。
これをアドラー心理学では『認知論』と言います。
人はみんな色眼鏡をかけて世界を見ているんです。
僕の場合は、『網戸がない』というメガネをかけていたため、網戸があるという現実に気付くことが出来ませんでした。
引き寄せの法則っていうのもあるけど、認知論である程度説明が出来ます。
人間の脳が1秒間に処理する情報量は膨大なんです。
そのすべてを認識することなんて出来るはずがありません。
『自分』というフィルターを通した結果、全体の情報量のうちのわずかな分だけしか認識されないんです。
自分が強く興味関心を持つ何かがあったら、自然とその情報が認識されるようになります。
そのことと関係のある情報が知覚されるようになります。
結果、何もしていないときよりも、自分の願望に沿った情報や人に出会うことが出来て、「私引き寄せてるかも!」なんて思うわけです。
まぁ個人的には、超自然的な何かがあっても面白いとは思いますけどね^ ^
世界は絶対的で客観的だと思っているかもしれません。
でも、あなたが今見ている世界も、あなた独自の色眼鏡を通して見ている世界です。
『世界は幸せな場所である』というメガネをかけた人が世界を見たら、世界は幸せに映ります。
『世界は苦しい場所である』というメガネをかけた人が世界を見たら、世界は苦しく映ります。
さて、あなたは、どんなメガネをかけたいでしょうか?
・・・
まあ、網戸があるかもっていう当たり前のことに気付かなかった
ただのアホなんですけど。
窓が開いていたら、蚊が入ってくるっていう当たり前のことにすら気付かなかった、
ただのどアホなんですけど・・・
思い込みってすごいですね~。
網戸があるって知ったときは、自分のアホさに笑いが止まりませんでした。
それでは素敵なKumejimaLifeを♪
いやいやいや アドラーって(笑)
なぜ 自分にとって必要な “網戸”が 見えて無かったの~?(;゜∇゜)。
私は 常にチェック! 少しでも破けたりしたら ソッコーで張り替え❗❗
蚊や 変な虫1匹たりとも 我が家に立ち入る事は許しません(^^)b
網戸が見えなかった理由は書いたとおりです(笑)
基本的に虫には寛容な心持なので・・・笑