「好きなことやってて羨ましい」って言われるけど、やりたいことをやってない人なんていないよっていう話

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こんにちは!

ビスコを食べても強い子にはなれない。

島ぐらしのおかもってぃです。

 

僕が久米島で働いているということを知った友達や、連絡をくださる観光客の方によく言われることがあります。

それは「好きなことをやってて羨ましい」ということ。

確かに今の仕事も好きだし、趣味で書いてるこのブログもかなり反響を頂けるようになり、とても楽しい。

それは事実です。

 

ただね。

やりたいことをやっていない人なんていないんですよ。

自分らしく生きていない人なんていないんです。

今日はそんな話です。

安っぽい自分らしさに惑わされてはいけない

自分らしく生きよう。

3.11後、そんなメッセージが増えたように思えます。

 

ただ、安っぽい「自分らしさ」に惑わされると、

「こんなことやってるのは自分じゃないんだ~!わぁ~!!!!」

と、すべてを投げ打って新しい人生を歩もうとしてしまいます。

 

まさに3年前の自分みたいですね、笑

 

自分らしく生きようとすることはけっして否定しません。

自分が楽しいと思うこと、夢中になれることで生きていこうと僕も思っています。

でも、何が「自分らしさなのか」

そこは落ち着いて考えてみる必要があると思います。

実際にやっていること=自分がやりたいこと

痩せたいけど痩せられない、という悩みを持つ方がいます。

痩せたいけど、美味しいものを食べちゃう。

痩せたいけど、運動が続かない。

痩せたいけど・・・

 

この人って本当に痩せたいんだと思いますか?

 

たぶん、『1か月で3kg落とさなかったら殺される』みたいな条件があったらこの人は痩せると思います。

 

要するに痩せることへの優先度が低いんです。

優先順位

  1. 美味しいものを食べる幸せ
  2. お家でのんびりする快適さ
  3. 痩せること

痩せることよりも、美味しいものを食べること、のんびりすることがやりたいことだから、痩せられないんです。

ここに、命が奪われる、ような緊急の条件が足されたら、痩せることへの優先度が上がって、痩せざるを得ないわけです。

 

この人は『痩せたいけど痩せられない』ではなくて、『痩せたくないから痩せられない』に過ぎないんです。

しごく当たり前ですよね。

 

思考や言動じゃなくて行動を見ること。

 

行動していることが、まさにその人のやりたいことだからです。

誰しもがやりたいことをやっている

以上を理解してもらえると、やりたいことをやっていない人間なんていない、という話になってきます。

もちろん、思考や言動のレベルではやりたくないって言っているかもしれませんが。

 

「でも、毎日満員電車に乗って通勤するのはやっぱり嫌だ。仕事もストレスフルだ。」

そんな風に思う方もいるかもしれません。

 

「じゃあ辞めればいいじゃん」っていうと「生活があるから辞められないよ!」って話になるんです。

そうなんです。

こっちが本音です。

生活があるから辞めたくないんです。

 

仕事を選ばなければ、田舎にも、ここ久米島にも職はあります。

満員電車から避ける方法はいくらでもあります。

でも、たぶんやらないでしょう。

それは、今の仕事を続けることに何よりも価値を置いているからです。

その理由は人によって様々だと思います。

  • 一程度の生活水準を保つこと
  • 年金をもらうこと
  • 生活を安定させること
  • 周囲の人間関係を保つこと
  • 親の目、社会の目

など様々考えられますが、これらの優先度が高いから、今の仕事を辞めずに満員電車に乗り続けるという選択をしているだけなんです。

厳しい言い方かもしれませんがすべて自分が選んでます

でもこれは生物的に組み込まれてしまった仕組みなのでどうしようもありません。

行動を生む仕組み、脳のプログラミング

人間は生まれたときから様々な経験をします。

そして、それらの膨大な経験を『快 or 不快』の判断原理に基づいてジャッジします。

『快』が得られた経験は再び同じ経験をするように脳の神経回路が構築されていくんですね。

逆に『不快』が得られた経験は、同じ経験をしないように、脳の神経回路が構築されます。

 

このように『快・不快』の判断が集積して出来たものが、僕らの行動原理になります。

これがいわゆる『価値観』と言われるものです。

この価値観は、無意識的に僕らの行動を決めています。

 

僕の場合は、なーなーの雰囲気が嫌いで人に本音を伝えるという行動を取ってしまいがちです。

こんな風に、ついやってしまうこと、『本音を伝えること』これが自分の価値観の一つです。

そしてこの価値観は、幼少のころから親友がおらず、親にも友達にも誰にも悩みを打ち明けられなくて辛かった、という自身の不快な経験に基づいています。

他にもいろいろとありますが、自分が取っている行動の裏には必ず行動の意図があります

その行動を取っている本当の目的があります。

それは、幼少のころから自分が積み重ねてきた体験に基づいた自分の価値観、自分が本当に大切に思うことと結びついています。

まずは行動の意図に気付くこと

言いたいことは分かった。

で結局どうすればいいの?

と思うかもしれません。

まず大切なことは、自分の行動の意図、価値観に気付くことです。

  • 仕事が辛くて嫌だと言っているのに、仕事を続けている理由、目的は何なのか?
  • ダイエットをしたいと言っているのに、痩せられない理由、目的は何なのか?

 

これらの意図を深堀していくと本当に大切なことが見えてきます。

十分に深堀した意図は自分の過去の経験と結びついているはずです。

自分の場合、仕事の時間以外の多くの時間をブログに費やしています。

なんでこんな行動をしてしまうのか?その意図を考えてみると

『自分の思想を他人の頭に転送したいから』

というエゴに満ちた自分の意図が出てきます。

 

先述しましたが、昔から誰にも自分のことを打ち明けられず悩んできました。

心の中ではずっと「自分のことを見て!自分のことを分かって!」って叫んでました。

そんな経験があるから、今このような行動をしてしまっているのだと思います。

意図に気付いたら、あとは認知の問題

自分の行動の意図、つまりは自分の価値観に気付いたら、あとは物事をいかに認知するかの問題です。

極端な例ですが、

ストレスフルな仕事⇒自分の成長に必要な仕事

みたいに、仕事に対する自分の認識を書き換えてしまえばいいわけです。

書き換える方法はいろいろあります。

例えば

  • 自分の成長と仕事が結びつく理由を100個書き出す
  • 思い込みを作っている信念を書き出して、それらを一つ一つ検証する
  • ストレスフルではない場面、やりがいを感じる場面をリアルに想像する

などなど。

いろんなやり方があるので、気になった方はお気軽に質問ください^ ^

まとめ

そんなわけで、やりたいことをやってない人なんていないよ!っていう話でした。

不幸はえてして自分以外の何物かになろうとなろうとするときに起こります。

自分はいつだって自分らしいんです。

言葉や思考では認められなくても。

 

まずはそこに気付くことが大切だと思います。

 

そうは言っても自分自身、やりたいと言っているくせにやっていないことはたくさんあります、笑

まだまだこれからですね。

今回の記事のことで何か引っかかるものがあればお気軽にメッセージください^ ^

 

それでは素敵なKumejimaLifeを♪

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